特色ある教育活動

学校の概要

  本校は、宍粟市の北東部に位置し、四方山々に囲まれ、揖保川の清流と緑豊かな自然に恵まれた環境にある。校区は、下三方・三方・繁盛の三地区からなり、国道429号線沿いに南北約20kmで、支線も多く広がりのある地域である。
 平成5年に校訓「天祐自助」が制定された。また、令和3年度、同校地内にある一宮北小学校とともに、宍粟市内最初の併設型小中一貫校「一宮北学園(愛称)」としてスタートした。

 地域には国指定重要文化財の御形神社があり、地場産業としては素麺業が盛んである。平成29年8月の豪雨災害により、校区のいたるところで大きな被害を受けたが、行政および地域の方々の尽力により、復興・復旧が遂げられた。過疎化傾向にあり、児童・生徒数は減少しているが、校区の人々の学校に対する愛着は強く教育活動、学校行事等への協力・支援は積極的である。

 

生徒の実態

  美しい自然環境に恵まれ、静かなたたずまいの中で健やかに育つ生徒たちは、温厚で素直な人間性を備えている。また、気持ちのよい挨拶やノーチャイム等の伝統を引き継ぐとともに小中一貫校として、隣接する一宮北小学校の児童の見本になる行動に心がけたり、新しい風を吹き込もうと『心で絆(つな)ぐ 輝く個性』という生徒会スローガンのもと、生徒会活動や部活動にも積極的に参加したりと、真面目に取り組んでいる。冬季(12月~3月)は、積雪量が多く遠距離通学の生徒は、「御形寮」で寮生活をしていたが、生徒の減少により平成28年度末をもって閉寮となった。現在は通年、スクールバスで通学している。